【書籍紹介】知的障害特別支援学校の 未来志向の学校づくり ~みあいの挑戦(チャレンジ)~


表記の本が先日発行されました。

数年前からお世話になっている愛知県立みあい特別支援学校の実践です。
ジャンプ
この学校に行っていて、凄いなと思うのは知的障害の特別支援学校というと、どうしても古い型に引きづられてしまい、ICTなどの活用がなかなか進まないのですが、学校全体で活用を推進する雰囲気がある事です。
まさに「未来志向の学校」です。
その1つの表れがPP団
PP団
PP団 - 「いいね!」1,109件 - 特別支援教育でのタブレット端末をはじめとしたICT活用について研究をし�
どうしてこうなったかな、と考えると新しくできた学校であったために、旧来の流れが無く、自分たちで学校を作ろうといい思いがそこに実現していったからではないかと思います。
機会があれば、こちらの本もお読みください。
以下は、目次の引用

はじめに
序 章 これからの知的障害教育
第1節 特別支援教育の動向とこれからの知的障害教育
文部科学省初等中等教育局視学官(併)特別支援教育課特別支援教育調査官 丹野 哲也
第2節 自閉症教育
たすくグループ代表 齊藤 宇開
第3節 ユネスコスクールと持続可能な開発のための教育(ESD)
文部科学省大臣官房国際課海外協力推進係長 岡本  彩
(前 文部科学省国際統括官付(日本ユネスコ国内委員会事務局)ユネスコ振興推進係長)
第4節 これからのICT教育
日本福祉大学教授 金森 克浩
第1章 未来志向の学校づくり
1 経営ビジョンを共有する
2 継続・一貫した教育のための「みあいスタンダード」誕生
3 地域に開かれた学校づくり
4 児童生徒の良さを認める取組
5 小1からの移行支援計画
6 発信する
第2章 みあいスタンダード
1 特別支援教育力の基本構造
2 高い人権意識のある教職員を目指す
3 ジェントル・ティーチングの実践を目指す
4 チームアプローチによる指導体制
5 障害特性の理解と合理的配慮の提供
6 自閉症教育における「学習の基本構造」
7 自閉症教育のための7つのキーポイント
8 応用行動分析
9 感覚統合
第3章 自閉症教育
1 障害特性を全教職員で共通理解する
2 教室の構造化
3 休憩場所を設営する
4 スケジュール・手順書を準備する
5 視覚支援をする
6 トークンエコノミーシステム
第4章 ユネスコスクール
1 ユネスコスクール加盟までの推移
2 本校のESD活動
3 全国特別支援学校ESDフォーラム主催
4 サステイナブルスクール認定
5 ESDホールスクールに向けて
6 校務分掌組織にESD部を設置
7 活動を持続させるためのポイント
第5章 ICT教育
1 PP団誕生
2 外部への発信
3 児童の関心に任せて、遊びからのスタート
4 校内での利用の普及
5 研究開発のための大学等との連携
6 高等部一人一台タブレットの実現
7 活用事例
8 使用し続けるための課題
第6章 自立活動の時間における指導
1 自閉スペクトラム症の「学習を支える学び」を指導
2 自己肯定感を高めることがねらい
3 指導を始めるための準備
4 個別の課題学習
5 自立課題学習
6 自ら自立課題学習を進めるための留意事項
7 毎日1時間目に設定
8 成 果
9 中学部・高等部での実施
第7章 職員の育成
1 初任者の育成
2 夏季休業中の自主研修期間
3 みあいワークショップの開催
4 校内での自主学習会
5 自作コンテンツによるe ラーニングの整備
6 各種教育誌や教育実践論文での発信
第8章 センター的機能(iサポート)
1 学校コンサルテーション(iサポート)の目的と方法
2 iサポートチーム結成
3 iサポートの実際
4 今後の目指すところ
<資 料> 自立課題学習教材
●プットイン ●マッチング ●分類 ●身辺処理 ●学習課題 国語
●学習課題 算数 ●組み立て・分解 ●パッケージング ●軽作業
沿 革
おわりに
<コラム>
1 下級生を褒める上級生
2 種を蒔く
3 「ジェントル・ティーチング」を広げたい
4 みあいの3S
5 山本萌恵子選手リオへ行く
6 みあい養護学校を歓迎します
7 人に役立つ存在とは
8 屋上庭園ギャラリー
9 手をつながずに歩こうよ
10 必要・必然・ベスト
11 芸術家のクリスマスプレゼント

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